地盤技術フォーラム 2022

出展社詳細

小間番号 G-64
出展社名 木材活用地盤対策研究会
https://mokuchiken.com
住所 〒270-0222
千葉県野田市木間ケ瀬5472 飛島建設株式会社 技術研究所内
担当部署 事務局
TEL 080-8422-1528
FAX 04-7198-7586
E-mail office@mokuchiken.com
みどころ 丸太を用いた地盤改良工法は、地盤改良だけでなく、地球温暖化を緩和する温室効果ガス削減や森林・林業再生にも同時に実現する、持続可能な社会を形成するにはなくてはないない技術です。100年以上地中にあった木杭も展示しています。9/16 11:30-12:15に 西2ホール内 セミナー会場Eで技術発表を行います。併せてご参加ください。
製品情報

木材で温室効果ガスを削減する地盤改良技術
地球温暖化の緩和は喫緊の課題です。木材長期大量使用は、森林・林業の再生に貢献するばかりか、木材が大気中から二酸化炭素を吸収固定しているので炭素の貯蔵が可能であり、温室効果ガスの削減に大きく寄与します。木材の利用先として、地下水位が浅いことが特徴である軟弱地盤対策材料への適用を考え、多くの実験を行い開発を進めています。

丸太打設液状化対策&カーボンストック(LP-LiC)工法
丸太打設液状化対策&カーボンストック(LP-LiC)工法は、地球温暖化の緩和と液状化対策を同時に実現し、さらには森林・林業の活性化にも貢献するもので、持続可能な成長にはかかせない工法です。間伐材などの丸太を地下水の浅い緩い砂地盤に打設し、地盤を密実にする液状化対策工法です。木材は地下水維新では腐らないので、成長中の光合成で木材に固定された炭素を地中に貯蔵することができます。施工は、低振動・低騒音で、丸太を使うことで、材料の飛散や残土の排出や周辺地盤への変位、地下水汚染の発生がありません。

丸太打設軟弱地盤対策&カーボンストック(LP-SoC)工法
LP-SoC工法は、支持力が不足する軟弱地盤に丸太を圧入し、丸太と地盤の間の周面摩擦力や先端支持力により地盤の支持力を強化します。軟弱地盤も支持力は決して小さいわけではなく、ある程度の支持力があります。LP-SoC工法は、このような地盤の持っている本来の支持力を活かし、不足する分を丸太で補い軟弱地盤を補強し、地盤と丸太の複合地盤で構造物を支えます。丸太頭部位置を地下水位以深にすることで、丸太の腐朽や蟻害などの生物劣化を防ぎます。構造物基礎底面への局部的な荷重負担を低減し、低コスト化が図れます。

SDGsへの貢献